ウクライナからの便り 長時間の停電、暖房と温水供給の中断

ウクライナ側パートナー、NGOチェルノブイリの子どもたちの生存」代表のザクレフスキーさんから、子ども基金が支援している子どもたちが暮らしているオヴルチとナロジチ、NGO事務所のあるキーウの状況が届きました。

 

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●オヴルチ

子ども芸術アカデミーも含め、オヴルチのすべての学校は、1週間の休校を余儀なくされました。これは気温がマイナス20度まで下がったことと、雪のために道路が通行止めとなり、子どもたちを送迎するスクールバスが運行できないためです。

●ナロジチ

昨年12月末、ドローが頻繁に上空を飛んでいたため、ナロジチ・リツェイでは生徒のための新年会を開催できませんでした。これらのドローンは、今もナロジチとオヴルチの上空を絶えず飛行しています。

●キーウ

キーウは、今年になってすでに2度のミサイル攻撃とドローン攻撃を受けています。1月9日、火力発電所、ボイラー室、住宅が特に激しく攻撃されました。これは気温がマイナス15度~17度まで下がったからです。空爆の目的は、エネルギー施設をさらに破壊することでした。

その結果、長時間にわたる緊急停電が頻繁に発生し、暖房と温水供給が中断されました。時には数日間(アパートやオフィスに電気が通っていたにもかかわらず)供給が途絶えることもありました。トロリーバス路面電車などの交通機関も運航停止となりました。地下鉄のダイヤも乱れ、一部の地域では長期間運休となりました。

しかし幸いなことに、店舗、ショッピングセンターは営業を続け、オフィスビル、公共施設も機能しています。停電中は、発電機の騒音が街中に響き渡っています。

(2026年1月12日)