インフルエンザ情報 【ウクライナ】

ボランティアの方より
ウクライナのインフルエンザ情報が送られてきました。

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2009年10月31日 NEWSru.com
ウクライナのユシェンコ大統領は、
ウクライナ西部の主要都市リボフ(リヴィウ)を訪問し、
政府州管轄当局代表者らとの会議の中で、
ウクライナでは、新型インフルエンザ及びウイルス性感染症感冒により
48名が死亡し、15万人以上が感染した」と述べた。
この中で大統領は、現在、国内で最も感染者の増加が大きいのは、
リボフ州であると指摘し、
数日前と比べて発病率は4-5倍の増加を見せ、
リボフ州の感染者数は、6万人以上に達していると語った。
また大統領は、政治家たちに対して、
このような困難な時には、この問題の政治利用を避け、
専門家たちの意見に耳を傾けることが出来るよう、
テレビや新聞の場所を専門家たちに譲り渡すよう求めた。

さらに大統領はマスコミに対して、不確かな事実にもとづいて不安をあおり、
事態をさらに複雑化させることのないように求めた。
その上で大統領は、
問題に対処するための全行動の責任を負っているメインの機関は
ウクライナ保健省であると強調し、
とりわけその勧告に耳を傾ける必要があると指摘した。
またユシェンコ大統領は、ウクライナ保健省は然るべき時に、
予防接種をめぐる戦いに破れ、
このことから、医者たちの語る言葉に対する不信感が生まれているが、
医師たちに対する信頼を取り戻すべく、
政府当局は全力をあげなくてはならないと強調した。
続けて大統領は、
「感染拡大に対処する唯一の責任ある機関は
保健省であると認めなくてはならない。
我々は、単一の行動プランが必要である、
それで初めて我々は成功を得ることが出来る」と語った。
さらに大統領は、現在我々のなすべきことは、
政府及び保健省の行動を支持することであり、
それによって6~7日後には、
この病気との闘いにおいて成果を期待することが出来るだろうと指摘し、
「我々は、我々が、そうした成果をあげることが出来るということを
示さなくてはならない」と語った。


2009年11月1日 NEWSru.com
ウクライナ、国際社会にインフルエンザ対策の支援を求める」
ウクライナのユシェンコ大統領は、世界各国の首脳と国際機関に対して、
インフルエンザ対策のための支援を求めた。
これは、リア・ノーボスチ(ロシア)通信が伝えたもの。
ウクライナ保健省報道局が1日(日曜日)、明らかにしたところによると、
ウクライナでは、先週1週間に53名がインフルエンザ
もしくはウイルス性急性呼吸器感染症(流行性感冒)の診断により死亡した。
11月1日、ベラルーシハンガリーモルドバポーランド、ロシア、
ルーマニアスロバキアの近隣各国と米国の首脳、
欧州委員会委員長及びNATO事務総長に宛てて送り、
保健省のウエブサイトで公開された書簡の中で、
ウクライナのユシェンコ大統領は、
「現在ウクライナが直面している国家安全保障上の脅威は、
我々自身だけの努力で解消できるものではなくなっており、
近隣諸国の友人たち並びに戦略的パートナーたちに対して、
速やかな支援を求めたい」と述べている。
さらにこの中でユシェンコ大統領は、
ウクライナがインフルエンザの感染拡大に効果的に対処する上で
当座まず必要な医薬品と医療設備類を挙げている。
ウクライナ保健省の発表したデータによると、
ウクライナでは18万4919人が「ウイルス性急性呼吸器感染症」を発病し、
うち7383人が入院、123名が集中治療を受けている。
ウクライナでは先週、
西部地域でインフルエンザA/H1N1の爆発的感染が認められた。
最新のデータによると13例の豚インフルエンザの感染が確認され、
うち1名が死亡している。
金曜日、ウクライナ保健省は、
高病原性インフルエンザのウクライナ国内での流行を正式に宣言した。
また政府は、ウクライナ西部地域の9州に検疫隔離体制の導入を発令し、
国内全域で人の集まる社会的催事の実施を禁止した。
一方、インターファクス通信の報道によると、
キエフのボリスポリ(ボリスピリ)国際空港には、
今晩16トン分の抗ウイルス製剤タミフルを載せた飛行機が到着する。
これは、イリーナ・ヴァンニコヴァ大統領報道官が
日曜日の晩に明らかにしたもの。
この中で同報道官は、
「深夜1時にキエフのボリスポリ空港にスイスのバーゼルから
タミフル16トンを載せた貨物輸送機An-26が到着する。
これは30万回分の量で、ウクライナ全国で1ヶ月間に必要な量に相当する」
と語った。
また報道官によると、
ウクライナ外務省の対策本部とメーカーとの特別合意により、
タミフルウクライナ国内での販売価格は、67フリブナと決まった。
「これは、流行に苦しむウクライナのための特別価格である」
と報道官は述べている。
さらに同報道官によると、大統領は、
この貨物を特別態勢で通関させるよう命じており、
月曜日の朝にはインフルエンザに最も苦しんでいる国内西部各州に届けられる見通し。
これに関連して、報道官は、
大統領の指示によりポロシェンコ外相が直接メーカーと交渉し、
今回の合意をとりつけたと明らかにしている。
ヴェーラ・ウリヤンチェンコ大統領官房長官
ユーリア・ティモシェンコ首相が、ボリスポリ空港に赴き、
スイスからの貨物機を出迎える予定。

「患者と接触した4名の医師がインフルエンザにより死亡」
ヴァシーリー・クニャゼヴィチ保健相によると、
ウクライナ西部のテルノポリ州とリボフ州では、
それぞれ2名の医師が患者からインフルエンザに感染し、死亡している。
また保健相は、研究者らに対して、
今後の感染拡大の見通しをまとめるよう求めるとともに、
月曜日、国際機関の専門家代表団がウクライナ入りし、
保健省と合同で感染拡大を防ぐための取り組みにあたることを明らかにした。
保健相はあらためて、パニックを起こさず、自己流で治そうとしないこと、
また医師の勧告に従うことを呼びかけた。
保健省によると、今回の保健省対策本部の会合では、
保健省と医科大学などの専門家による機動作業班を結成し、
現場入りして特別支援を提供することを決定した。

(翻訳:平野)