チェルノブイリで森林火災

昨日、”チェルノブイリで森林火災”というニュースが流れました。

その後の報道によれば、
火災は、公式発表によるとほぼ鎮火したようです。
また、各地の放射線量は基準値以内に収まっているとのことです。
キエフ市非常事態総局によると、29日10:30現在の放射線量は11μR/y 

出火原因については、自然発火には時期が早いことと、
複数カ所で起きていることなどから
放火もしくは失火の可能性が大きいとのこと。
火災自体は26日にはじまったとの報道もあります。
延焼面積は400ヘクタールで、原発から20km地点から燃え、
いわゆる「ニンジン色の森」に隣接した高線量放射性廃棄物の埋葬処分地
(ブリャコフカ)まで一時5kmの地点に迫ったとのこと。

4月29日 ウクライナInterテレビ Podrobnosti
http://podrobnosti.ua/2031788-zhiteli-sel-pod-chernobylem-ne-zamechajut-pozhara.html

ベラルーシ非常事態省の公式発表によると、
気象当局の観測で、30日午前6時現在、
ベラルーシ各地の放射線量に異常は見られないとのことです。

(以上の情報・説明は平野進一郎さんより。)


”煙がベラルーシ方面に流れている”という報道もありましたので、
心配になり、ゴメリ市の慈善団体「困難の中の子どもたちへ希望を」
(子ども基金と長年協力関係にある、病気の子どもたちを支援している団体)
の代表者ワレンチーナさん(※)に連絡をとったところ、
昨日以下の返信がありました。

火災のニュースは恐ろしく感じています。
でもどちらにしても私たちは本当のことは知りません。
以前、チェルノブイリ事故が起きたときと同じように。
火事が収まることを祈るのみです。
天気予報によると、明日は寒くなり、雨と強風とのこと。
なるべく外に出ないように、
特に子どもたちを外に出さないように努めます。
ほんとうに恐ろしいことです。
私たちには平穏というものがなく、いつも心配していなければなりません。
放射能値は正常で、危険はないとのことですが。


※ワレンチーナさんの娘、オリガさんは、
チェルノブイリ事故後、甲状腺がんの手術を受けました。
二人は2012年4月、子ども基金の招きで講演をしました。
母、娘、それぞれの体験を語りました。
講演の記録はこちら