8月24日で、ロシアのウクライナ侵攻から半年が経ちました。
戦争の終わりが見えない中、チェルノブイリ被害者たちはそれぞれ困難な状況に置かれています。
子どもの頃に甲状腺の手術を受けて、子ども基金の保養プロジェクトに参加したひとり、
ジトーミル州の町で暮らしているオリガさん(30代、女性)からの連絡です。
8月21日
ご存知のように、ウクライナでは恐ろしい戦争が進行中です。
人々は命を落とし、町は破壊されています。
毎日、死を恐れなければならないような状況で生活するようになるなど、思ってもみませんでした。
戦争が始まってから、私たちの町は一度爆撃を受けました。
3月16日のことでした。これは最も恐ろしい思い出です。
私たちの家はまるで紙でできた家のように揺れました。
そして私は恐怖により、しばらくは普通に声を出して話すことができなくなったほどでした。
死に備えることは不可能です。死を恐れないことは不可能です。
毎日、私たちの小さな町に若者たちの遺体が埋葬のために運ばれています。
これは終わりのない悪夢です。
毎晩、耐えがたい警報音で何度も目が覚めます。
不安…、この言葉は、戦争の始まりとともに私たちの日常生活に入り込みました。
私は気がおかしくならないように、できるだけいつものように仕事をし、日常のことをしながら気を散らしています。
自分の命と愛する人の命が、ミサイルがどこに落ちるかによって決まってしまう、
などということを考えるのは、たまらないからです。
それはとても耐え難いことです。
現在、戦争が起きている中で夫が重病を患い、経済的に困難な状況に陥っています。
夫が毎日服用しなければならない薬は大変高価です。
これまでのところ、なんとか苦労しながらやりくりしていますが、
私と彼の給料では必要なすべての薬を購入するのに十分ではありません。
私の健康状態もあまり良くありません。
戦争が始まったことにより、町のすべての病院が数か月間閉鎖されたため、
私は必要な時期に検査を受けることができませんでした。
その後、予定より遅れて検査をしたところ、とても悪い結果が出てしまいました。
ホルモンの量を増やして、すでに1か月間服用しています。
戦争が始まったばかりの頃、チロキシン(甲状腺ホルモン剤)はどこにも売っていませんでした。
今は薬局で買うことができます。
子ども基金のみなさんが、私たちのことを忘れずいてくれることに心から感謝します。
私は夫のそばにいるように努めています。
今、夫が本当に私を必要としているからです。
8月23日
子ども基金からの支援金を受け取りました。
ほんとうにありがとうございます。心の底から…。
私たちはいま大変な状況の中にいます。
こんなことが人生に起きるとは思ってもみませんでした。
でも私たちは困難を乗り越えるために闘っています。
そして状況がよくなっていくことを願っています。