甲状腺手術を受けたウクライナ・ベラルーシの若者たちからメッセージ

チェルノブイリ子ども基金
1991年の設立当初より、
甲状腺ガンの手術を受けたウクライナベラルーシの子どもたちを
支援してきました。
当時子どもだった彼らは、大学生になったり、
さまざまな職業に就いたりしています。
結婚して子どものいる人もいます。

手術後も、生涯ホルモン剤の服用が欠かせないため、
子ども基金は現地の病院や慈善団体を通して支援を続けています。

長年交流のあるウクライナベラルーシの若者たちから、
「最近、日本のニュースを聞かないけれど、どうなっているのか?」
と心配するメールが入っていましたので、
”9.19さようなら原発集会(東京・明治公園)”のことや、
その後の日本政府の対応などについて情報を流したところ、
次のような返信が届きました。


日本で起きたことが本当に残念です。
私たちが暮らしている世界で起きたということは、とても恐ろしいことです。
国は違っても、私たちは人として心の中に共通のものをもっていると思います。
みなさんをとても心配しています。
(ジェーニャ・G/ ベラルーシ

みなさんが原発反対を訴える行動をしたのは素晴らしいことです。
この抗議が功をなすことを願っています。
(スヴェータ・Y/ ウクライナ

今の政府の人たちが最初に考えているのは、
人々の健康や未来のことではなく、お金のことです。
これはなんて悲しいことでしょう!
チェルノブイリ事故後、イタリアは原発を拒否しました。
福島の事故後、ドイツが原発を拒否しました。
日本ではチェルノブイリと同じことが起きています。
ベラルーシ放射能の被害を受けましたが、
大統領はもう原発建設予定地を承認しました。
ベラルーシでは、日本のような大きな抗議行動は見られません。
あなたたちはすごいです!
日本政府の対応が残念でなりません。
国民を騙すことは許されません。
がんばってください。
(リューバ・P/ ベラルーシ

どんな国の政府も全く同じであることを、
もう何度も見せつけられてきたことか。
彼らによる偽りとたわごと・・・!!! 
どうかもちこたえてください。
日本政府が、手をこまねいているのではなく、
この災害に対し有効な対策をとることだけを願っています。
(アントン・M/ ベラルーシ

日本で起きてしまったことが残念でなりません。
あんな素晴らしい国なのに、政府の対応はなんとひどいことか。
これからよくなっていくことを心底祈っています。
がんばってください。
僕達はみなさんと共にあります!
(セルゲイ・M/ ベラルーシ


日本政府が行っていることは恐ろしいです。
ベラルーシでも「大統領」が、2017年に原発を稼動させたがっています。
僕は広告会社で働いています。
何かできることがあったら連絡をください。
(オレーグ・Y/ ベラルーシ



上記のメッセージを寄せた全員が、子どもの頃、甲状腺の手術を受けた若者です。
彼らを見守ってきた大人の世代からも、メッセージが届きました。


世界で最も技術の進んだ日本が、
自らの発展の人質になってしまうとは恐ろしいことです。
さらに恐ろしいことには、日本政府がベラルーシと同じく、
国民や世界の未来よりも
国の経済と個人の物質的な豊かさを優先していることです。
どうかがんばってください。
(ラリーサ・Y/ ベラルーシ サナトリウム「希望21」スタッフ)

私たちは原発に反対するみなさんを支持します。
みなさんの問題と不安を心底理解できるのは、私たちです。
(イリーナ・K/ ベラルーシ ゴメリ小児病院 医師)

日本人の抗議行動はすごいです!!! 
社会や、人々とその健康が脅かされているときに
黙っていてはいけません。
(ワレンチーナ・T/ ウクライナ プリピャチからの避難民、元看護士)