毎日暑いですね。
メールでも職場でもご近所でも、あいさつはこれしかありません。
さて、このブログでもたびたび取り上げてきていますが
チェルノブイリの森での火災ニュース、その後どうなったでしょうか。
以下はニュースのまとめ・翻訳をしてくださっているボランティアの方からの
メールとニュース抜粋です。
翻訳されたニュース全文は、子ども基金のホームページ最新情報欄の
「2010猛暑ニュース」に掲載しています。
「その後、関連ニュースが急に増えました。14日からは、政治ニュース化していて、
ここまでのニュースで何回か出てきている「ロシア森林保護センター Roslesozaschity」
のサイトが閉鎖されたことが大きく扱われています。
13日のニュースでは、すでに政府から情報が否定され、責任追及の声が出ているので、
その延長線上にあることが分かります。
ニュースをまとめて読んでも、ウクライナも含めて火災が起きているという情報と
起きていないという情報が乱れているのですが、要するに「火災」と呼ぶレベルの
ものは起きていないが、「火は燃えている」ということのようです。
また放射線レベルの上昇は、「(人体に影響を及ぼすようなレベルでは)ない」と
いうことかと思います。
原発で、「事故」は起きていないが「事象」は起きているというような感じでしょう。
どこでも、お役人はこういうところにこだわります。
異常高温は、概ね収束したようで、一部では今度は異常低温の傾向が出ているよう
ですが、火災は完全鎮火には至っていません」
2010年8月11日
森林火災による放射能の
危険性について、ロシアで議論を呼ぶ
一連の環境学者やロシア森林保護庁(Roslesozaschita)によると、ロシアでは、
チェルノブイリ原発やその他の施設の事故によって汚染された地域の森林の一部
で火災が発生している。
エネルギー・プログラム「ロシア・グリピース」のウラジーミル・チュプロフ代表
は、bbcrussian.comのインタビューの中で、ロシアには汚染地域がおよそ14地区あり、
8月9日現在、そうした場所で20件の火災が起きたと明らかにしている。
一方、ロシア森林保護庁は、こうした情報を否定しないが、特別の危険性はないと
見ている。
ロシア非常事態省「ブリャンスク州の放射線状況は、正常」
ITAR-TASS通信[ロシア国営イタル・タス通信]
ロシア非常事態省防災[Antistikhiya]センターのウラジスラフ・ボロフ所長は、
ITAR-TASS通信の取材に対して、ロシア西部ブリャンスク州とその近隣諸州における
放射線状況は、正常であり、森林・泥炭火災は影響を与えていないと述べた。
連邦情報分析センター「ブリャンスク地域での火災による第2の
チェルノブイリは起きない」
11日水曜日、ロシア連邦情報分析センター(FIAC)のヴァレーリー・コスィフ所長は、
RIA-Novosti通信に対して、約25年前にチェルノブイリ事故による放射能汚染を受けた
ブリャンスク州の一連の地域では、大規模な火災が起きても地域が再び深刻な汚染に
晒されることはなく、放射性物質の粒子が、これらの地域を越えて広がることはない
と述べた。
2010年8月12日
「チェルノブイリの森」での火災、専門家たちの議論を呼ぶ。
放射能がモスクワに達する可能性も
NEWSru.com
フランスではすでにロシアからの「放射能雲」対策がはじまっている
この1昼夜間にゴメリ州の3地区で森林火災3件と泥炭火災4件が鎮火された
ベラルーシ国営テレビ
ロシア非常事態省「森林内の放射線レベルは正常」
RIA-Novosti通信[ロシア国営通信]
ウクライナ非常事態省、キエフ周辺の泥炭火災を鎮火
NEWSru.ua
キエフで泥炭火災が熱供給発電所に近づく、市内に
焦げ臭い匂いがたちこめる NEWSru.ua
2010年8月13日
ベラルーシ国内の火災危険状況は依然高レベルのまま
ベラルーシ国営放送
非常事態相、「ブリャンスク州での放射能汚染の噂の出所を
突き止める必要がある」と語る
RIA-Novosti通信[ロシア国営通信]
ロシア気象庁、ブリャンスク地域に移動式放射線観測所を向かわせる
RIA-Novosti通信
ロシア・チェリャビンスク州の放射能汚染地に火災は達していない
RIA-Novosti通信[ロシア国営通信]
ロシアの火災に見るチェルノブイリの爪痕
ラジオ・リバティー[RFE/RL]ロシア語
ロシアのセルゲイ・ショイグ非常事態相は、どのような経緯で政府機関「ロシア森林保護
センター[Roslesozascity]」のインターネット・サイト上に、ブリャンスク州の
チェルノブイリ原発事故による放射能汚染地域において一連の火災が発生している
という嘘の情報が掲載されたのか究明するよう求めた。
ウクライナ非常事態省、チェルノブイリ・ゾーン内で火災は起きていないと言明
NEWSru.ua
ウクライナ非常事態省キエフ州指令本部のオレスト・トゥルケヴィチ本部長は、
この異常高温の期間中、チェルノブイリのゾーン内では1件の火災も起きて
いないと断言した。
2010年8月14日
ロシア:放射能の危険を伝える情報、政府サイトから消える
BBC ロシア語
ロシア連邦政府機関「ロシア森林保護センター[Roslesozaschita]のサイトが、
「技術的作業」のため閉鎖されたことが分かった。
責任放棄か?
火災状況
13日金曜日の晩、ショイグ非常事態相は、この最近5日間でロシア国内の森林・
泥炭火災の面積が、19万500ヘクタールから6万4900ヘクタールに縮小
したことを明らかにした。
一方、ロシア天然資源・環境省のまとめによると、ロシア国内で森林火災に
見舞われている自然保護区及び国立公園の数が増加した。
まとめ・翻訳 平野
※参考:ロシア国営通信(RIA-Novosti)で、放射能汚染地と現在の火災状況、
風向を示した実況地図を掲載しています。
http://www.rian.ru/hs_mm/20100813/264606154.html
また、7月29日から8月19日の火災発生現場とチェルノブイリ汚染地を
示した地図とウラルの核惨事の汚染地域と火災現場の地図はこちら
(“Vokrug Sveta”「世界一周、世界巡り」という地理雑誌のサイト)
にあります。http://www.vokrugsveta.ru/telegraph/theory/1222/