チェルノブイリ関連ニュース 7、8月分追加+9、10月分

チェルノブイリ関連ニュース9,10月分が届きました。
タイトルと出展先、本文の抜粋のみ掲載。
全文は子ども基金のホームページをご覧ください。

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<2010年7月・8月追加分>
2010年7月20日
新たなチェルノブイリ原発事故復興国家プログラム案、政府で討議される 
ベラルーシ国営テレビ


この新しい国家プログラムの実施には、6兆6千億ベラルーシ・ルーブル[22億米ドル相当]の拠出が見込まれている。今後どのような点に重点が置かれ、またどのようなものが維持されることになったのか、スヴェトラーナ・コノパツカヤ記者は次のように伝えている:
新しいチェルノブイリ原発事故復興国家プログラムの骨子をまとめるのに、政府は2年間をかけた。課題はいずれも簡単なものではない。単に被災地域の復興をはかるだけでなく、こうした地域に経済発展の可能性を与えるものでなければならない。その際、被災地域に住む市民の社会的利益を守るという、最大の重点を漏らすことのないようにする必要がある。政府が認めるところによれば、この新しいプログラムでは、全ての重点が考慮されている。

2010年8月28日
チェルノブイリに記念公園建設 
Podrobnosti [Inter-TV] ウクライナ


死せる町の公園博物館。荒地と打ち捨てられた建物の並ぶチェルノブイリに、チェルノブイリ原発25周年を祈念して、記念公園を造る。こうしたアイディアが、この地に残って暮らす人々の間で生まれている。
チェルノブイリ原発事故から24年を経て、チェルノブイリでは一帯の整備活動が行われている。この深い茂みの中に、丸々打ち捨てられた町がある。あの家の屋根裏部屋では、86年以来下着が干されている。まもなく、これらの建物は取り払われ、埋葬処分される。そしてここには、記念公園、ミニチュア・チェルノブイリが作られる。
(略)
死の町プリピャチ、埋葬された村々、そして赤く焼けた森を目にするために、世界中から観光客たちがやって来ている。昨年、フォーブス誌は、世界で最もエキゾチックな観光地のランキング第1位にチェルノブイリを選んでいる。

<2010年9月分>
2010年9月5日
チェルノブイリ原発で新石棺の建設始まる 
Podrobnosti [Inter-TV] ウクライナ


チェルノブイリ原発4号炉の一帯は、先日から見慣れぬ活況を呈している。新しいシールド・アーチの建設が始まったためだ。この建造物は、すでにある遮蔽物を包み込むものとなる。古い石棺は、徐々に崩壊が進んでおり、放射能の危険を完全に防ぐだけの確実性を失っている。新しい保護カバー構造物は、100年間は耐るものとされる。全てが計画通りに進む場合に限って、その建設に要する資金は足りている。
(略)
核物理の専門家にとって、それは単なる建設の流れを物語るものではなく、その人生の一部となっている。クリュチニコフ氏は、石棺の内部で様々な検出器を取り付けた。コンクリートの壁の向こうで今、何が起きているのか目で見て確かめることは出来ないが、そうしたこれまでに設置された機器類のおかげで、覆いの下にどんな危険が秘められているかが分かるようになっている。

2010年9月29日
世界銀行チェルノブイリ復興支援のためベラルーシに対する貸付を承認 
ベラルーシ国営テレビ


世界銀行は、チェルノブイリ被災地復興支援のため3千万ドルをベラルーシに対し貸し付けることを承認した。
今回のプロジェクトは、2011年に開始され、3年間の実施が見込まれている。エネルギー効率の向上に関する一連の取り組み、特に、チェルノブイリ原発事故被災地であるブレスト、ゴメリ、モギリョフの各州の住民に対する、質の高い暖房供給及び給湯サービスの提供に資金が割り当てられる予定。

<2010年10月分>
2010年10月8日
IAEAEUウクライナの核安全が向上したと評価
DW[ドイツ国営国際放送ドイチェ・ウェレ]ロシア語
アレクサンドル・サビツキー記者、キエフ


IAEA国際原子力機関)とEU欧州連合)の専門家たちは、ウクライナの核エネルギー分野の安全レベルが向上したと指摘している。ウクライナ政府は先頃、新たな原子炉の建設をめぐってロシア政府と一連の合意を交わしており、こうした評価は、特別の重要性を帯びている。

2010年10月14日
ベラルーシ非常事態省、核廃棄物処分場「ゴメリ30」の安全性について調査
インターネット新聞ejednevnik[ej.by] ベラルーシ
アレクサンドル・ナヂシン記者


ベラルーシ財務省は、ソビエト連邦からベラルーシが引き継いだ核廃棄物処分場「ゴメリ30」の安全性に関する評価を行うため、4億6900万ベラルーシ・ルーブル(BLR)を拠出する。
ベラルーシ非常事態省[緊急事態省]のまとめによると、ベラルーシ国内には約20の管理されていない核廃棄物処分場がある。これらは、ベラルーシ領内のソ連軍部隊旧駐屯地内に残されたものだ。2007年には国際原子力機関IAEA)が、こうしたソ連軍部隊旧駐屯地内の放射性廃棄物処分場処理対策に関する技術支援費として33万7千ドルを拠出している。

[参考:ベラルーシ・ルーブル公式為替レート]    http://www.nbrb.by/engl/statistics/indicators.asp

まとめ・翻訳 平野